
カラダには身体のメカニズムがあり、お肌にもお肌のメカニズムがあります。
お肌のトラブルには必ず原因があります。お肌という身体の表面にまで現われたトラブルの原因を知るためには、身体の内側に目を向けなくてはなりません。
そうしてトラブルの出所を突き止める必要があります。原因を十分に把握し、またこの前提に沿ったスキンケアを組み立てない限り、お肌のトラブルは解決できません。
皮膚は私たちの身体を外界から守るだけでなく、身体の内側を助けるハタラキもしています。
ノーベル生理学・医学賞受賞 アレキス・カレル
顔つきには、隠された意識のハタラキによりいっそう深いものを表しています。
顔つきという本の中には、その人の身体の構造やかかりやすい肉体や精神の病気についても述べられています。
事実、骨・筋肉・脂肪・髪の状態は、組織の栄養状態と関係が深い。そして組織の栄養は血漿の成分によって、つまり内分泌と消化器系統の活動によって支配されています。
内蔵器官の状態は、身体の外観に現れます。
皮膚の表面は、内分泌線・胃腸・神経組織の機能状態を反映しています。
お肌の美しさをつくりだそうとするには、皮膚のハタラキを理解しなければなりません。
そこで、植物が根から水分や栄養を取り込み、幹や枝を通して、葉や花にその水分や栄養を渡している様子をイメージして下さい。これと同じことが、私たちの皮膚でも繰り返されているのです。
皮膚の水分のほとんどは血漿と呼ばれる血液中の水分から補給されます。それらは、真皮の土台コラーゲン層に蓄えられ、上方の皮膚表面に向かってバリアの脂質層の隙間からしみでて、角質細胞に水分が供給されます。
コラーゲンが衰えると、毛細血管からの栄養分が低下し、新陳代謝が衰え、水分含有量が減少して、皮膚のハリが失われてしまい、皮膚全体が弱くなってしまいます。
潤いとともにお肌の美しさを左右するのが肌のハリ。このハリや弾力にかかわるのが真皮です。
皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織に別れています。その中の真皮は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などで、構成されています。
コラーゲンは縦横に走る丈夫な線維で、一方のエラスチンはコラーゲンの間を縫うようにバネの働きをしています。さらにその隙間はネバネバ物質ヒアルロン酸で満たされ、これらが規則正しく構成されることで肌のハリや弾力が維持されるのです。
皮膚の土台である真皮には、適度な弾力と強度が不可欠です。この矛盾する二つの要素を成立させるために、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が、線維芽細胞から毎日作られ老化したものと取り替えられながら常に若い状態を保つようになっています。
ところが加齢や、体内体外の環境の悪化は、そうした真皮の構造を不規則にさせ、シミやたるみの原因になります。さらに深刻な状況になると、お肌のトラブルへと繋がります。
そこで、若々しくハリのあるお肌を維持していくために、グレードの高いマリンコラーゲンを補充する必要があります。
