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「出す力」をととのえましょう #1

「出すべきもの」はこんなにあります!

コレステロール・中性脂肪
肉や卵、乳製品、油、砂糖などをたくさんとると、血液中のコレステロールや中性脂肪が多くなります。これらをうまく体外へ排泄できないと、肥満や動脈硬化、高血圧、脂肪肝などの生活習慣病を引き起こす原因になります。
糖分
甘いものの食べ過ぎで、血液中の糖分が過剰になった状態が続くと、肥満や糖尿病などの原因になります。
尿酸
肉類(特に内臓)やビールなどに含まれるプリン体(細胞の核から生じる化合物)から生成される尿酸が、血液中に増えすぎると、血のめぐりが悪くなり、腎臓に負担がかかって、痛風などの原因に。
老廃物
飲食物の残りかすや、消化吸収しきれなかったものなど、様々な老廃物が日夜、体内で生まれては、血液を汚し、カラダに害を与えます。
食品添加物・農薬・環境ホルモン
食品添加物や農薬、環境ホルモンなどの化学物質は、解毒器官である肝臓を傷めるだけでなく、血液を汚したり、発ガン物質をつくりだすといった悪影響をカラダに与えます。
ストレス
疲れや過度の運動といった肉体的なストレスは、血液に乳酸などの老廃物をためて、血液の流れを悪くします。また、精神的なストレスもアドレナリンを分泌させて血圧を上げるため、血管が細くなって血行が悪くなり、様々な老廃物を生み出す原因になります。
水分
水分はカラダにとって非常に大切なもの。でも、植物も水をやりすぎると根腐れするように、人のカラダも必要以上に水分をとると「余分な水」が体内に生まれ、冷え性、食欲不振、だるさ、むくみ、湿疹、鼻炎など様々な症状を起すようになります。
細菌・ウイルス
食べ物や汚染された空気などに含まれる細菌やウイルスも「出すべきもの」です。これらが体内へ侵入すると、カラダは発熱や嘔吐などで、体外へ排泄しようとします。

「腸の汚れ・血液の汚れ」は出さなきゃダメ!

食べすぎると「出す力」が落ちる理由

なぜ、カラダの中に老廃物がたまってしまうのか、考えたことはありますか?

老廃物の主な原料は「食べ物」です。もちろん、食べ物はカラダに必要なエネルギーや栄養素の原料でもあります。でも、新鮮な食材も冷蔵庫に入れっぱなしにしておくと腐ってしまうように、消化吸収力を上回るほど食べてしまうと、カラダが処理し切れなくなり、生ごみのように老廃物がカラダの中に滞ってしまうのです。

また、食べ過ぎのもうひとつの問題点は、出す力を弱め、老廃物を出しにくくしてしまうということです。食べるという行為は、それだけで大変なエネルギーを必要とします。

老廃物で汚れた腸が、血液を汚す原因

出す力が低下して、便の量や回数が減ると、腸は老廃物が充満した状態になります。そして、この老廃物は、腸の壁から再びカラダに吸収されて血管に入り、血液を汚す原因となってしまうのです。血液は、カラダのあらゆる部分に栄養や酸素を運んで、内臓などの器官や、筋肉、皮膚などの組織を養っています。そして、各器官や組織でできた老廃物を受け取って、腎臓や肺に運び、尿や呼気として排出する働きもあります。

そのため、血液が汚れていると、内臓や筋肉、皮膚などに十分に栄養が行かなくなったり、老廃物がうまく排出されないといった問題がおこり、さまざまな病気や、便秘、頭痛、腰痛、生理痛、肌荒れといった不快症状の原因になってしまいます。

「いらないもの」はこうして出て行く!

血液の汚れを出すために、便以外の排泄にも目を向けよう!

便、尿、汗、目ヤニ、鼻水、タン、耳垢といった排泄物のうち、食べ物の残りかすと老廃物の塊である便以外は、実はすべて「血」が変化してできたものです。言いかえれば、目ヤニや鼻水、タン、耳垢が多いということは、それだけ血が汚れているということになります。

そのため、血を汚さないためには、腸をきれいにしておくこと以外にも、腎臓、皮膚、目、耳、鼻、口、といったすべての排泄器官にも目を向けて、「いらないもの」をすっきりと出し切ることが大切です。また、ストレスや悩み事など、精神的なトラブルも、血のめぐりを悪くする原因になります。

血行を良くして冷えを取ることが「出す」近道

老廃物がたまるもう一つの原因に「冷え」があります。カラダが冷えていると血流が悪くなり、排泄器官の機能が鈍って老廃物がうまく出て行かなくなってしまうのです。

言いかえれば、冷えを予防し血行を良くすることが「出す」近道ということになります。そのためには、冬の薄着や夏の冷房に気をつけること以外に、水分の取りすぎにも注意が必要です。というのも、水分をたくさん取りすぎて、それがうまく排泄されないと、カラダの中は冷却水がたまったような状態になり、内側から冷やしてしまうからです。

便・尿
カラダの中の老廃物がもっとも多く出されるのは、なんといっても排便と排尿を通じてです。便秘をすると、余分なコレステロールや中性脂肪、糖分のほか、さまざまな老廃物が血液中に吸収され、血を汚す原因になってしまいます。なお、水に溶ける性質を持った老廃物は、おもに腎臓から尿として排泄されます。
生理
毎月の生理は、血の汚れを直接外に出してくれる、大切なおそうじ係。子宮や卵巣のある骨盤内の血流が悪いと、老廃物が経血とともにうまく外に排出されません。血行を良くするために、腰のまわりは常に保温に気をつけてください。なお、月経血に塊が多かったり、どす黒い色をしているのは、血の巡りが悪くなっているサインです。
汗、皮脂、目ヤニ、鼻水、タン、おりものなど
皮膚や目、鼻、口、膣などから出てくる排出物は、すべて血の中の老廃物のなれのはて。肉や乳製品、油っこい食べ物をたくさん食べ、血液中に老廃物をためこみがちな人は、実際に汗、皮脂、目ヤニ、鼻水、タン、おりものなどの分泌が多くなります。これらは、外から体内に入ってしまった雑菌やウイルスを排出し、血やカラダをきれいな状態に保とうとするカラダの正常な反応です。
発熱
風邪をはじめ、炎症性の病気はかならず発熱を伴います。そのため発熱=悪いものと考えがちですが、実は発熱は病気を治すためにあらわれる反応。老廃物を燃焼させる役目があり、発汗を促すことで老廃物を出す作用もあります。そのため、解熱剤などで出すべき熱を抑え込んでしまうと、逆に老廃物をため込む結果となってしまいます。