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「出す力」をととのえましょう #2

「いらないもの」がたまるとこんなトラブルが!

「いらないもの」がカラダにたまっていると、むくみや吹き出物、肩こりといった症状があらわれるばかりでなく、さまざまな病気の原因にもなります。現代病のほとんどは、「老廃物を出さない」ために起こっているといっても過言ではありません。

健康法というと、ともすると栄養などを「補う」ことばかり考えてしまいがち。もちろん不足があれば補うことは必要ですが、現代人の場合、「余剰」による症状や病気の方がずっと多いのです。そしてその余剰分である老廃物が体内に滞って、各臓器の器官の機能に悪影響を与えると、だるさや疲れやすさなど一見不足が原因と思えるような症状があらわれることもあります。でも、このようなメカニズムで起こる症状は「補う」ことでは解消できません。まずは、「老廃物を取り除くこと」こそが重要なのです。

生活習慣病
動脈硬化、高脂血症、高血圧、糖尿病、痛風など、現代人に増えている生活習慣病は、どれもカラダに不必要な老廃物が蓄積されたために起こる病気です。複雑なメカニズムを持つこれらの病気も、予防という見方をすると非常にシンプル。腹八分の食事と、きちんと出す習慣があれば十分防げる病気なのです。
吹き出物
甘いものや肉類を食べ過ぎたり、便秘をするとてきめんに吹き出物がふえることでもわかるように、皮膚は老廃物にとても敏感な場所。湿疹やジンマシンなども、「いらないもの」を出そうとする反応のひとつです。
肩こり、頭痛、腰痛、生理痛
カラダの中の老廃物は、筋肉や神経などを刺激するといった悪さも起します。そのため肩こり、頭痛、腰痛、生理痛といった不快症状も起こりやすくなるのです。
むくみ
水やお茶、果物などを取りすぎると、体内に余分な「水」がたまり、むくみの原因に。食べ過ぎの害があるように、水分の取りすぎにも害があるのです。
便秘
便秘をすると老廃物がカラダにたまりやすくなり、消化、吸収、排泄という機能が鈍り、さらに便秘しやすくなるという悪循環が起こります。また、便秘で腸が汚れた状態が続くと、さまざまな老廃物や、中性脂肪、コレステロールなどが血液中に吸収されて、生活習慣病の原因になることもあります。

こんな生活が「いらないもの」をためる!

いやな症状や病気を防ぐためには、老廃物を出すことが何より大切。同時に「いらないもの」をカラダに入れないような工夫も必要。生活環境の中に老廃物をためる原因がないか、一度チェックしてみましょう。

また、もともと胃腸が弱かったり、冷え性であるなど、体質的な問題も老廃物をためる一因となりますが、それも生活のしかたでフォローできるもの。まずは自分の体の弱点を自覚し、体調に敏感になることが大切です。

胃腸が弱い
胃腸が弱っていると、食べたり飲んだりしたものを消化しきれず、生ごみのような存在である老廃物が体内にたまりやすくなります。また、食べたものからエネルギーをつくりだす力も弱いため、だるさや疲れやすさを感じ、元気になろうと無理に栄養をとりすぎるという悪循環に陥ることも多いようです。
冷え
冷たいものの食べすぎ、極端な薄着、水分の取りすぎなど、カラダを冷やすような生活を送っている人や、もともと冷えやすい体質の人は、どうしても血のめぐりが悪くなりがち。血のめぐりが滞ると出す力が鈍って、老廃物が血液中やカラダにたまる原因になってしまいます。
ストレス
ストレスを受けると血流が悪くなるというのは良く知られるところ。川のながれと同じで、血もサラサラしていないと、しだいによどんで汚くなってしまいます。血が汚れると内臓や組織の働きも悪くなり、ますます老廃物がたまりやすいカラダをつくりだしてしまいます。
食べすぎ
なんといっても、老廃物の原料である食べ物を詰め込みすぎるのは厳禁。よくかむ、腹八分にする、お腹がすいてから食べる、という基本をできるだけ守ります。肉や油っこい食べ物、甘いものなどを食べるときには、同時に「出す」作用を持つ食べ物をとるなどの工夫も大切です。
冷たいもののとりすぎ
清涼飲料水やお茶をたくさん飲む生活を続けていると、カラダに「余分な水」が滞る原因になります。この「余分な水」は、カラダを内側から冷やして、消化、吸収、排泄の機能にも悪影響を及ぼします。のどが渇いたときには、冷たいものをがぶ飲みするのではなく、熱い飲み物を汗をかきながら少しずつ飲むようにすると、体内の余分な水の悪影響を防ぐことができます。
汗をかかない生活
お風呂をシャワーだけですませる、暑い夏は冷房の中で一日過ごす、運動はほとんどしないなど、汗をかかない生活を送っていると汗とともに出ていくはずの老廃物がカラダにのこる原因になります。
タバコ、排気ガス、食品添加物など
タバコの煙や排気ガスなどに含まれる有害物質は、呼吸によってダイレクトにカラダに吸収され、血液を汚してしまいます。また、環境ホルモンや食品添加物、残留農薬といった化学物質も、肺や皮膚、胃腸から吸収され、カラダの血を汚す原因になります。