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ステロイドの副作用

副腎機能への影響

ステロイドは即効性にすぐれているのですが、副作用は永く塗り続けた後に出てきます。一般的に、いったん副作用が出てくると、回復にかなりの月日がかかります。

副腎皮質ホルモンは本来、身体の中で下垂体・副腎皮質機能によって分泌され生命維持に欠かせない大切なホルモンです。このホルモンを皮膚に永く与えると副腎機能が制限され全身に影響を及ぼします。

  • 皮膚の組織を破壊する。
  • 皮膚のタンパク質代謝を低下させる。
  • 体内のホルモンバランスを乱す。

その結果、出血しやすくなったり、白内障、胃潰瘍、糖尿病になりやすくなるといった深刻な症状があらわれます。

これは、ステロイド軟膏に限らず薬というものは、体内に取り込まれ血液・細胞の中に入って作用し、身体全体にその影響があらわれるからです。

アメリカを代表する医学者:アンドルー・ワイルの著書の中に

アンドルー・ワイルは、次のように述べています。

ステロイドはアレルギーや炎症を手品のように消してしまう。じつはその手品には仕掛けがあり、それは免疫機能を直接的に抑制することに他ならない。わたしはこの強力な薬剤を非常に重篤な場合に使うことには反対しないが、その場合でも、短期間の使用に、つまり二、三週間以内にとどめるべきだと考えている。

〜中略〜

私の見解では、ステロイドの局所的な使用も危険である。 〜中略〜 そうした売薬はすべて皮膚から浸透して、胸腺・リンパ節・白血球の働きを抑制する作用があるのだ。

また別の著書でも

ハーネマン(一七五五〜一八四三)は代替医学の一方の雄であるホメオパシーを創始したドイツの天才で、自分の学んだ近代医学に見切りをつけた医師であった。

〜中略〜

彼の考えで最も重要な点のひとつは、病気の目にみえる症状をおさえつけることの危険を説いているところである。彼はかゆみや発疹を例にあげ、病気は皮膚から外に出て行くので、体表にあらわれる症状は体内の症状よりもいい徴候だと教えてくれる。抑圧的な治療法は、病気のプロセスを内部に押しやり、重要臓器にまで追いつめてしまうというのだ。抑圧的治療はかゆみや発疹を消すことができるが、将来もっとたちの悪いトラブル、さらに強力な抑圧的治療にも抵抗するようなトラブルを発生させる。

とハーネマンの考えを取りあげています。ステロイドが、私たちの身体に与える影響について、もう一度考えてみるべきではないでしょうか。